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トランストロンは、輸送技術と技術の融合を目指し、1990年に設立された富士通グループの会社です。車両の環境性能と安全性に役立つ商品を開発することを目的に、車の頭脳となるような、さまざまな製品を開発しています。
近年、輸送業界においても高度道路交通システムを駆使したIT化が進んでいます。トランストロンではそのニーズに応えるように、制御ユニットやセンサを中心に開発を進める一方で、環境性能にもこだわりを持っている点が大きな特徴です。研究施設を保有しているため、常に新しい技術の開発も行っています。
LTE通信モジュールを搭載しているため、インターネットを利用したリアルタイムの情報管理が可能です。各車両の運行状況はもちろん、各拠点単位で多角的にデータを分析できるため、上手に活用すれば運用品質の向上やコスト削減なども見込めます。
なし
DTS-D1Aにドラレコ機能を搭載し、画像認識機能を強化したモデルです。別売りのデジカメを導入することで、車線の逸脱や車間距離の検知も可能に。アルコールチェッカーやスマートフォン、タブレット端末との連携にも対応しています。
あり(https://www.tiger-inc.co.jp/pdf/dts_d1d.pdf)
ネットワークを駆使したクラウド型のデジタコです。動態把握はリアルタイムでできることはもちろん、地図にマッピングされたような動態画面を見ながら管理できるため、管理者側は一目で運転手の現在地を把握することが可能です。
さらに、各店舗への到着管理も手間なく行うことができます。そのためドライバーと管理者間での電話連絡が不要となり、管理側はリアルタイムで運転日報のような運行状態を把握できます。
確認できませんでした。
ネットワークを駆使したクラウド型のデジタコです。デジタコのなかでは珍しく、多言語に対応しています。英語はもちろん、タイ語にも対応していることで、近年グローバル化が進む運転環境へのニーズに応えた製品だと言えます。
実際に海外で使用されるほど、リアルタイムな動態把握が多言語で対応されているのは大きな魅力。また、言語の壁をさらになくすために、ボタン操作は不要な仕組みとなっています。「出庫」や「帰庫」はデジタコが自動的に判断するため、ドライバーに無駄な負担が掛かりません。
確認できませんでした。
ネットワークを駆使したクラウド型のデジタコです。Mobile Tracer-GⅢDの最大の特徴は、充実したドライブレコーダー機能。高画質のデジタルカメラと、アナログカメラを用途に分けて組み合わせることができるため、どんなシチュエーションでも安心です。赤外線カメラも搭載されているため、暗い荷室内や夜間運行時の様子も鮮明に記録することができます。
また、規定値を越えた急加速や急回転は、検知と同時に通知して注意してくれるため、ドライバーの安全を守る役割も果たします。
確認できませんでした。
ITP-WebserviceV2は、トランストロンのデジタコに導入される、運行支援サービスです。労務管理オプション、上位システム連携オプションなど、さまざまなオプションが用意されており、適宜取捨選択することで、必要十分なコストでシステムを運用できます。
あり(https://www.tiger-inc.co.jp/pdf/ITP-WebService_V2_F1A_Servicecatalog.pdf)
デジタコを導入したことにより、ドライバーの運転時間や休憩時間を会社側で正確に把握できるようになりました。おかげで労務管理も簡単に行えるようになり、コンプライアンスを遵守した無理のない運行を徹底できました。
またドライバーにも正確な数字を毎月提示できるようになったおかげで、ドライバー自身のコンプライアンスに対する意識向上にも繋がりました。
導入前には、面倒な運転日報処理が後回しになりがちでした。ドライバーにとっても運転日報の処理は大きな負担だったと思います。デジタコを導入してからは帰庫すると自動で日報が作成されるようになり、負担は大きく減りました。
運行管理も効率的に行えるようになって、管理業務を担当していたスタッフの作業もかなり簡略化されたと聞いています。
DTS-D1Dと連動しているドライブレコーダーの記録や運転の評価システムが、新人ドライバーの安全指導に役立っています。
今までも安全指導は行ってきましたが、デジタコを導入してからは安全運転・経済運転が点数として評価されるようになりました。ドライバー側でも自分の評価を確認できるので、安全運転に対する向き合い方が大きく変わったと思います。
速度超過や急発進・急加速があったときにアナウンスでドライバーに知らせてくれます。実は経費削減効果にはそれほど期待していなかったんですが、この音声システムが効果的だったらしく、予想以上に燃費が向上して経費もグッと抑えられました。
また今回導入したのはネットワーク型のデジタコで、以前のデジタコでは必要だったメモリーカードが不要に。意外とこれが大きくて、期待以上の経費削減効果がありました。
ドライバーと事務所側のコミュニケーション活発化のために、音声通話オプションも導入しました。お互いの定期連絡に重宝されるようになり、また留守電機能もあるのでドライバーからの報告が多くなる時間帯でも、留守電に残してもらえればきちんメッセージを確認できます。
また従来の無線機では山の中に入ると連絡が取れなくなって困りましたが、今は大丈夫。今後は災害や事故発生時など緊急連絡用の回線としても活用する予定です。
実は、このネットワーク型のデジタコを導入してすぐの頃に配送車両が追突事故に巻き込まれて…。あのときは動態把握システムのありがたさを身に染みて感じましたね。全車両の位置が分かるので事故現場から一番近い車両を向かわせることで、なんとか配送時間に間に合いました。
店着時間の遅れは許されませんし、会社自体の信用も失ってしまいますから。このデジタコを導入していて本当に良かったと思いました。
以前から他社さんのデジタコを導入していました。それによって燃費も向上していたんですが、保守期限などの更新のタイミングで「運転成績」を給与に反映できる仕組みをつくろうという改革が始まり、給与システムデータとの連携がしやすいデジタコを探すことに。いろいろ調べて選んだのが富士通さんのネットワーク型のデジタコでした。
安全運転の成績を給与に反映する仕組みが整ったので、ドライバー自身の意識が大きく向上しました。また、一番変わったのは違反運転がリアルタイムで分かることですね。おかげでドライバーへの指導は迅速にできますし、帰庫後には映像を見ながら的確な指導が行えます。
デジタコ導入後に車両事故が発生した際、こちらが被害者であるにも関わらず加害者扱いされたことがありました。そのときデジタコで記録していた撮影映像のおかげで無実を証明して汚名をはらすことができたんです。デジタコを導入していて良かったと心から感じましたね。
デジタコの導入はドライバーからも好評でした。とくに日報作成が楽になったことが良かったようです。管理側としてもドライバーのスキルアップが着実に行えますし、万が一事故や災害が発生しても車両位置が明確に把握できるので安心ですね。
トランストロンのDTS-D1Dを導入しました。配送中に大雨が降ったり、想定外の気候に見舞われても、混乱することなく現地がどうなっているのかを把握することができるようになり、業務効率が大幅に向上しました。
トランストロンのDTS-D1Dを導入。リアルタイムに運行情報をやりとりすることで、業務効率を劇的に改善することができました。すべての車両の進捗を詳細にチェックできるのが助かっています。
弊社ではスポットオーダーが発生することが多々あり、これまでは都度担当者がドライバーに電話をかけて確認したり、「この辺を運行しているかな」と予想するなど、何かと非効率でした。
しかしネットワーク型のデジタコを導入してからは、動態把握を的確にできるため、無駄な作業を省くことに成功しました。管理側はもちろん、ドライバーの手間も減ってメリットが大きいですね。
また、当社では小さな事故が減らないことが課題でした。規模は小さいと言えど事故は事故ですから、処理にも手間がかかりますし、また会社の信用も損ないかねません。
しかしデジタコ導入後は、違反運転を検知すると警告音が鳴り、リアルタイムで注意喚起が行えるように。また、その指導は社長自らが行っているので、ドライバーの意識も格段に向上したようです。おかげで、違反運転や事故を未然に防止することにつながりました。
冬は積雪の道を走行しなくてはならない北海道では、運転手の努力だけではどうにもならないような事故が発生する場合もあります。事故が起きた際、これまでは運転手の報告のみで事故発生時の状況を想像しなくてはなりませんでしたが、トランストロンのドラレコが搭載されたデジタコを導入したことで、的確に状況を把握できるようになりました。
音声も録音されているので、より鮮明に状況を把握することが可能です。本部側としては、確認したい時に即座に映像を確認できるのも大きな魅力ですね。
雪道の場合、自身の車両はもちろんのこと、隣を走行する車や路面状況を気に掛けたうえで運転しなくてはなりません。しかし、ドライバーがどれほど注意しても、雪道に車輪がとられたり、スリップを起こしてしまうことがあります。
そんなとき、デジタコに搭載された3台のカメラが事故発生時の状況を記録。しかも、運転操作やドライバーの視線移動まで確認できます。わずかなブレーキの遅れやスリップしたときの咄嗟の対応など、状況にあわせた的確な指導が行えるようになり、以前にも増して安全運転を推進できるようになりました。
近年多くなっている自然災害の際にも、デジタコは大きな威力を発揮してくれました。リアルタイムに各車両の動態を把握できるという特性を活かし、車両の現在地はもちろんのこと、さまざまな情報を複合的に判断し、通行可能な道を知らせることができます。
現在地を把握できるということは、その位置からの的確なルートを指示できるということ。さらには天候をシステム内で確認できるため、天候をもとにしたルート提示もできます。管理側にとっても余計な手間がかからないので、うれしいですね。
デジタコは危険運転を事前に察知することはもちろんですが、安全運転を的確に捉えることができるツールです。これまで精神論のように唱えるしかなかった安全運転を、明確な数字とともに把握できるため、会社がドライバーを評価しやすくなりました。
弊社では安全運転を達成できたドライバーには報奨金として給与にプラスアルファできる仕組みを設けることに。ドライバーの意識もより高まり、良い結果が出ています。
どんな研修よりも、実際に起こり得た映像を見るほうが、ドライバーの危機意識は高まると考えています。そのため弊社ではデジタコ・ドラレコで記録した映像を、研修時に活用。一緒に働くメンバーが起こした事故を目の当たりにするわけですから、ドライバーも真剣に見て、改善に努めてくれます。
日頃から「無理な運転をするな」という指導を行っていますが、ドライバー自身分かってはいるものの、つい無理な運転をしてしまうこともありました。ですが、デジタコを導入してより的確な指導を行えるようになってからは、ドライバーの安全意識が向上。無理のない運転を心がける、とくに天気の悪い日はいつもより慎重に…といったことを大切にできています。
これまで使用していたデジタコにも、ドラレコ機能が付随していたものの、いざというときに動画を迅速に確認することができないのが難点でした。しかし現在は、デジタコがリアルタイムで危険を感知してくれるだけではなく、動画もリアルタイムで確認可能。これによって、事故やトラブルの原因を明確に把握することができ、運転手への指導も適切なものになります。
適切な指導は、本部と運転手の信頼関係を築くうえでとても大切だからこそ、重要な役割を果たしています。
問い合わせ状況や、迂回指示は刻々と変化します。そんなときに、リアルタイムで動態把握を行うことができれば、最適な車両へ指示することが可能です。
お客様に真摯な対応を実現するという観点からも、リアルタイムな動態把握が非常に役立っています。
トランストロンは、パソコンなんかも手掛けてる富士通のクループ会社だ。デジタコ機器も、シンプルなエントリーモデルから、ドレレコを搭載したものまで幅広く用意されているのが特徴だ。ドラレコ機器と組み合わせて利用する運転支援システムも、いろんなオプションが用意されていて、利用する側の業態やニーズ、事業規模やトラック台数なんかに応じて、それぞれ最適の方式を選べるってわけだな。
ただしその分、導入するにあたっては、たくさんあるなかから、どれとどれを組み合わせればいいのか、頭を悩ませちまうことにもなるけどな。
そもそもラクにデジタコを導入するには、「クラウド版に対応していること」「導入前に試せること」「サポート体制が手厚いこと」「搭載機能がシンプルなこと」といった点が重要だぜ。
クラウド版デジタコおすすめ3選
費用と機能のバランスがいいデジタコは、この3機種がおすすめだぜ!
当サイトが調べたクラウド版デジタコ20製品の中から、導入前に無料で試せて、故障時サポートも明記されている3つ紹介します(2021年1月29日時点)。それぞれの特徴をわかりやすくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
メーカー名【商品名】 | 月額料金(税込) | 無料トライアル の有無 |
故障時の対応 |
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トラン・セル 【らくデジ】 |
2,728
円 (税抜価格 2,480円) |
あり 14日間 |
代替機を無償交換 (3年) (災害や車両事故による破損を含む) |
AXIS 【KITARO】 |
3,080
円 (税抜価格 2,800円) |
あり 14日間 |
代替機を無償レンタル (最長2週間、 それ以降は有料) |
トランストロン(富士通) 【DTS-F1A】 |
記載なし | あり 操作デモサイト |
代替機を月額料金内で レンタル |
※ドラレコ本体の購入費用、取り付け作業工賃、ソフトウエア、パソコンやスマートフォンなど関連機器の購入費用、月額使用料などは別途必要になります。