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このページでは、クラウド型デジタコの活用事例を紹介しています。
デジタコによって計測されたデータは、デジタコ本体に付属しているSDカードなどの記録媒体(メモリーカード)に保存され、車庫に戻ったときにデータを取り出して使用することができます。
一方、クラウド連携型のデジタコは、製品によって異なりますが、主にデジタコが記録しているデータを、インターネット上でリアルタイムに確認することができます。インターネット上に上がっているといっても、世界中の人が見られるわけではなく、IDやパスワードの設定によって社内の運行管理担当者だけが見ることができます。
クラウド型デジタコのメリット
各製品の導入事例や、トラック協会が公開している情報を参考に、クラウド連携型デジタコの活用事例や、導入後に感じたメリットなどをまとめてみました。
私たちは比較的早い段階からデジタコを導入してきたのですが、そのせいか搭載モデルが古くなってきたため、リニューアルを考えました。そんな時クラウド型デジタコの存在を知り、導入を決めたのです。
管理者にとって魅力的なのは、リアルタイムで車両やドライバーの状況がわかること。また特別な機器は不要で「インターネット環境さえあれば良い」というのが、便利でした。
今後はこのデジタコで集積した収支や労務管理、そして配車実績などのデータを、さまざまな角度から検討していく予定。そして、運用面での改善に役立てていこうと考えています。
またシステムに関しては、無料で随時アップデートされていくので、常に最新機能を利用できるのがうれしいです。
デジタコのクラウド型運用管理システムを複数の営業所に導入しましたが、いまのところ非常に快適です。本社であっても、営業所であっても操作法は変わりませんし、各営業所からのデータ漏洩や、バックアップ不備などを心配する必要がなくなって、安心感が増しました。
また、管理者がどこにいてもリアルタイムのデータを参照できるため、確実な指示ができるようになったのも、大きなメリットです。PCとネットワーク環境さえあれば良く、用途がよくわからない追加料金もないため、費用対効果は非常に高いと感じています。
トラックの運送業界では起こりがちなことではありましが、我が社では以前から荷物の延着トラブルが多発してしまうという傾向が多い状態でした。それこそ荷主さんからも配送先からも、強く改善を求められてしまうという状況に陥ってしまっていたのです。もちろんデジタコ導入も考えましたが、大手メーカーの高機能モデルはコスト的に手がだせないという情けないありさま。そんななか、同じ協会に所属する同業者さんから勧められたのが、身近なコストで動態管理機能があるクラウド型デジタコでした。「実車」「空車」「荷積」「荷卸」などの車両の状態が一目でわかるリアルタイムの動態管理機能がある一方、不要な機能はオミットされているのがよかったです。
弊社では14台の車両を活用して運送業に勤しんでいます。以前はそれこそ、車両の所在地や業務の進行状況などは、すべてドライバーとの連絡でしか把握できないという状態で、効率的な配車がまったくままならないありさまでした。しかしクラウド型デジタコの導入で、すべての車両の状況がリアルタイムで把握できるようになり、業務効率を格段に向上させることができました。
こちらは東南アジア某国における、クラウド型ドラレコの活用レポートになります。実は、この国ではドライバーのモラルの低さというものに悩まされていたとのこと。それこそ日本ではなかなか起こり得ないことかもしれませんが、配送業務の途中にも関わらず勝手に寄り道をする、トラックに入っている燃料を自分で使うために抜きっとってしまうということが日常茶飯事だったそうです。そこで業を煮やした経営者が、日本製のクラウド型デジタコを導入。各ドライバーと車両のリアルタイム情報が把握できるようになり、悪事を働いたドライバーの動かぬ証拠に。結果、悪質なドライバーは淘汰されていくことになり、優良なドライバーによる運営が実現できたとのことです。
そもそもデジタコっていう機器の本来の目的は、いわゆる法定三要素を記録することだが、クラウド型ならそれに加えて、車両のリアルタイムな状況を一元で管理できるようになるってのが、最大のメリットだ。
それこそ、将棋とか『機動戦士ガンダム』に出てくるセリフじゃねーけど、二手、三手先を読んで、臨機応変に配車を効率的に行えるようになる。言ってみりゃ、クラウド型デジタコがなかった時代というのは、そうした配車は後手後手になってしまいがちだったわけだからな。
あと海外の事例にもあるように、悪事を働くドライバーへの抑止力になるってのも見逃せねえよな。まあ、日本だと、そこまでひどくはねえだろうけど。
クラウド版デジタコおすすめ3選
費用と機能のバランスがいいデジタコは、この3機種がおすすめだぜ!
当サイトが調べたクラウド版デジタコ20製品の中から、導入前に無料で試せて、故障時サポートも明記されている3つ紹介します(2021年1月29日時点)。それぞれの特徴をわかりやすくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
メーカー名【商品名】 | 月額料金(税込) | 無料トライアル の有無 |
故障時の対応 |
---|---|---|---|
トラン・セル 【らくデジ】 |
2,728
円 (税抜価格 2,480円) |
あり 14日間 |
代替機を無償交換 (3年) (災害や車両事故による破損を含む) |
AXIS 【KITARO】 |
3,080
円 (税抜価格 2,800円) |
あり 14日間 |
代替機を無償レンタル (最長2週間、 それ以降は有料) |
トランストロン(富士通) 【DTS-F1A】 |
記載なし | あり 操作デモサイト |
代替機を月額料金内で レンタル |
※ドラレコ本体の購入費用、取り付け作業工賃、ソフトウエア、パソコンやスマートフォンなど関連機器の購入費用、月額使用料などは別途必要になります。