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このページでは、デジタル式運行記録計(デジタコ)の種類について解説しています。
デジタコは一般的に、「標準型デジタコ」「単機能型デジタコ」「多機能型デジタコ」の、3タイプへ分類され、それぞれに特徴やメリットが異なっています。
標準型デジタコは、法定3要素(速度・距離・時間)を取得する機能に加えて、ドライブレコーダーとの連携機能や帳票出力機能といったシステムが搭載された製品です。
標準型デジタコは、例えば事故が発生した瞬間にドライブレコーダーと連動して状況を記録できるため、その後の原因究明や証拠提出に際して有利な状況を生み出すことができます。
一方、単機能型デジタコよりも価格面で高額になることがあり、多機能型デジタコの性能と比較すれば物足りなさもあるでしょう。
単機能型デジタコは、法定3要素の取得など、タコグラフとして必要な機能に絞って開発されているデジタコです。
単機能型デジタコは仕様がシンプルな分、導入コストを抑えられることがメリットです。
一方、必要最低限の機能しか搭載されていないこともあり、より充実した機能を求めようと思えば結局、改めて多機能型デジタコなどへ取り替えなければなりません。
多機能型デジタコは文字通り様々な機能を搭載したデジタコの上位機種であり、標準型デジタコよりもさらにドライバーや運行管理担当者の業務効率をサポートすることができます。
帳簿作成機能や燃費データの分析・管理、またドライバーのアルコールチェッカーといった、様々な機能が搭載されています。そのため、運用幅が広い点は大きなメリットといえるでしょう。
反面、導入費用が高くなりがちで、1台につき数十万円といったコストがかかることもあります。
デジタコは求める機能や製品のタイプによって、金額も性能も色々と分かれるんだぜ。
単機能型デジタコのように安い製品なら導入コストが削減できるが、機能が不足していれば後から高機能なデジタコを買い直さなけりゃならないこともある。けれど、多機能型デジタコで燃費管理や業務効率化が進めば、トータルのコストを削減できるかも知れねぇ。
どのデジタコを選ぶにしても、目先の金額だけでなく、デジタコを使う目的や将来的なことも考えて自分に合ったものを選んでくれよな。
クラウド版デジタコおすすめ3選
費用と機能のバランスがいいデジタコは、この3機種がおすすめだぜ!
当サイトが調べたクラウド版デジタコ20製品の中から、導入前に無料で試せて、故障時サポートも明記されている3つ紹介します(2021年1月29日時点)。それぞれの特徴をわかりやすくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
メーカー名【商品名】 | 月額料金(税込) | 無料トライアル の有無 |
故障時の対応 |
---|---|---|---|
トラン・セル 【らくデジ】 |
2,728
円 (税抜価格 2,480円) |
あり 14日間 |
代替機を無償交換 (3年) (災害や車両事故による破損を含む) |
AXIS 【KITARO】 |
3,080
円 (税抜価格 2,800円) |
あり 14日間 |
代替機を無償レンタル (最長2週間、 それ以降は有料) |
トランストロン(富士通) 【DTS-F1A】 |
記載なし | あり 操作デモサイト |
代替機を月額料金内で レンタル |
※ドラレコ本体の購入費用、取り付け作業工賃、ソフトウエア、パソコンやスマートフォンなど関連機器の購入費用、月額使用料などは別途必要になります。