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デジタコの導入を検討している自動車運送事業者にとって、「被害者保護増進等事業費補助金」は大きな助けとなる制度です。本記事では、この補助金の概要、補助対象となる事業者や機器、具体的な申請方法、そして導入における注意点について詳しく解説します。補助金を活用することで、デジタコ導入費用を抑えつつ、運行管理の効率化や安全性向上を実現しましょう。
被害者保護増進等事業費補助金は、交通事故防止を目的とした国土交通省の補助金制度です。この制度は自動車運送事業者がデジタコや映像記録型ドライブレコーダーなどの運行管理機器を導入する際、その費用の一部を補助することで、運行管理の高度化や過労運転防止を支援するものです。
この補助金の対象となるのは、以下の事業を営む中小企業者、またはこれらの事業者に事業用自動車を貸し渡すリース事業者です。
補助金を申請する際は、自社が上記の条件に該当しているかどうかを確認する必要があります。
補助対象となる機器は、デジタコやドライブレコーダーを含む運行管理機器です。具体的には以下のような補助金額が設定されています。
補助金の上限額は、原則として1事業者あたり80万円ですが、2回以上の申請や特定の条件を満たす場合には120万円まで引き上げられる場合があります。
ここでは申請の手順について説明します。
申請に必要な書類は、以下の通りです。
令和6年7月30日から令和7年1月31日までの間に申請を行う必要があります。ただし、予算上限に達した場合、受付が早期に終了する可能性があるため、早めの準備と申請をおすすめします。
申請は補助金事務局である「TOPPAN株式会社」の専用ウェブサイトを通じて行います。ウェブサイトには、申請に関する詳細な手続きが掲載されていますので、必ず確認してください。
クラウド版デジタコおすすめ3選
費用と機能のバランスがいいデジタコは、この3機種がおすすめだぜ!
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メーカー名【商品名】 | 月額料金(税込) | 無料トライアル の有無 |
故障時の対応 |
---|---|---|---|
トラン・セル 【らくデジ】 |
2,728
円 (税抜価格 2,480円) |
あり 14日間 |
代替機を無償交換 (3年) (災害や車両事故による破損を含む) |
AXIS 【KITARO】 |
3,080
円 (税抜価格 2,800円) |
あり 14日間 |
代替機を無償レンタル (最長2週間、 それ以降は有料) |
トランストロン(富士通) 【DTS-F1A】 |
記載なし | あり 操作デモサイト |
代替機を月額料金内で レンタル |
※ドラレコ本体の購入費用、取り付け作業工賃、ソフトウエア、パソコンやスマートフォンなど関連機器の購入費用、月額使用料などは別途必要になります。