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運送業の労働時間管理をエクセルで行う際のポイント

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このページでは運送業の労働時間管理にエクセルを活用する際の注意点をまとめていますので、参考にしてください。

運送業の労働時間管理をエクセルでする時の注意点

労働時間の管理にエクセルを活用する場合の代表的な注意点をまとめました。

勤怠管理表の作成における注意点

エクセルのシートで勤怠管理を行う場合、まずは自社の業務フローに合わせた勤怠管理表のテンプレートを作成しなければなりません。

エクセルには関数やマクロ、ボタンの追加など様々な機能がありますが、一方でそれらを自在に活用するには相応の知識やスキルが必要です。そのため、自社で勤怠管理表を作成できない場合、既存のテンプレートを利用することが無難です。

深夜労働によって日付をまたぐケースの処理

労働時間の計算に関して、単純に退勤時間から出勤時間を差し引くような処理をしていると、日付をまたいで退勤時刻の数値が出勤時刻の数値よりも少なくなった際に労働時間がマイナス計上されてしまいます。そのため、IF関数を活用するといった時刻対応の工夫が必要です。

労働基準法や各種法令にもとづいた労働時間の上限管理

運送業において1日にドライバーが運転できる時間には法的制限が設けられています。法的制限の範囲内でしか運転できません。また、そもそも労働基準法によって1日や1週間、または1ヶ月などに働ける時間数が労使契約ごとに決められており、それらに対する配慮も必要です。

労務管理システムのような専門システムの場合、運転時間の上限が近づくと通知してくれるアラート機能もありますが、エクセルにはデフォルトでそのような機能が搭載されていないため管理者が意識しなければなりません。

エクセル以外の労働時間管理方法もある

表計算ソフトとして便利なエクセルですが、エクセルを十分かつ万全に活用するには専門的なスキルが必要になります。自社で適切なエクセル運用を行えない場合は既存の労務管理システムや、運送業の労働時間管理に対応した運転日報システムの活用がおすすめです。

特にデジタコと連動して自動的に労務管理や運行状況のチェックを行えるシステムを導入することで、管理者だけでなく各ドライバーの業務負担も軽減できます。

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